アブチロン(Abutilon)が咲いている。
別名「チロリアンランプ」と可愛い名前がある。
ところが、語源を知って驚いた。
「ア」はギリシャ語で「否定」を意味している。
アカペラの「ア」と同じか。
「ブチロン」とは「雄牛の下痢」を意味し、家畜の下痢止めに使ったため「アブチロン」というようになったそうだ。
花の華やかさをかき消すような無粋な名前になったものだ。
「毒消し」とか「医者いらず」も同じようなものか。
他にも「オオイヌノフグリ」、「ヘクソカズラ」、「キチガイナスビ」など命名者のセンスを疑うようなものもある。
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