2016年9月12日月曜日

ヘクソカズラ

庭の生垣や向かいの空き地にツルをのばして可愛い花が咲いている。
くさい匂いがするので「ヘクソカズラ」と呼ばれている。
差別名称の代表のように言われる「オオイヌノフグリ」や「ハキダメギク」と同様に、1500以上の名付け親として知られる植物学者の故牧野富太郎氏が名づけたと一部のサイトに載っているが、万葉集にも「尿葛(クソカズラ)」で出てくるからそんなことはないだろう。
それとも、あまりにも臭いので、牧野氏がクソの上にさらに屁をつけたと言うのだろうか。
英名も「skunk vine 」(スカンクの蔓)というから同じ発想のようだ。
別名「ヤイトバナ」、「サオトメバナ」と可愛い名前があるのに、これではインパクトがないからか、ほとんど使われない。

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