2015年6月4日木曜日

物騒な名前の「オトギリソウ」

    オトギリソウに属するビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)とキンシバイ(錦糸梅)が咲いている。梅雨空に鮮やかな黄色の花が引き立つ。
    良く似た花で間違えることがあるが、ビヨウヤナギは花びらの間隔があいており、おしべが蝶の触角のように伸びている。
    キンシバイは花がやや小ぶりで間隔がなくつながっている、おしべは短い。
    これは、キンシバイではなくヒドコートだと言う人もいるが、サイトで調べても良くわからない。
    ちなみにオトギリソウは「弟切草」と物騒な字を書くようだ。ウィキペディアによると、この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説からこの名がついたと言う。そのため、付けられた花言葉も「怨み」「秘密」と縁起が悪い。あまり庭に植えておくものでもなさそうである。
    ビヨウヤナギ

    キンシバイ

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